みっけクラブブログ
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BCPを体験しました
2024-09-26
9月は防災月間として、災害時の業務継続計画(BCP)安全計画の実施を予定していました。
9月16日は敬老の日の祝日ではありましたが、BCP安全計画実施日とし、みっけクラブを始め、みっけ全事業所で行いました。
何をしたかといいますと、通常の避難訓練では災害(地震・火災・水害)が発生した際に、どこに、どのように避難をするのかをくれんしていますが、今回は、みんなが通っている「みっけクラブ」や「みっけ」、「フレンド」、「みっけキッズ」が予期せぬ災害により、使用できなくなった!という場面を想定しての避難訓練を行ったのです。
各事業所には、災害に備えて備蓄品を用意しています。備蓄品は水や食料品(かんぱん)や衛生用品などを準備していますが、今回はその中から、お菓子類(おやつ)、飲料水ジャグに入れた麦茶、衛生品(ティッシュ・ペーパーカップ他)、体を使うゲーム、カードゲーム、絵本などをそれぞれがの事業所で持ち出し、全員で避難開始です。
避難場所はみっけクラブお隣の豊平区役所に併設している豊平区民センターです。その1室をお借りして、避難所として過ごす体験をしてきました。
みっけクラブは、他の事業所の子供たちよりお兄さん、お姉さんです。
自分より低学年の子や就学前の子たちと、どのように接するか、上級生としての気遣いや声掛けをどうするかということも経験となります。
みっけクラブの子供たちは、小さい子が慣れない場所で不安にならないように、「大きなカブ」や「ぐりとぐら」の絵本の読み聞かせをしました。小さい子にも聞こえる様に、わかるようにちょうどいい声の大きさで、上手に読み聞かせをしていました。
読み聞かせた後に『“大きなカブ”は小学校にいったらお勉強するよ』と優しく伝える子もいて微笑ましく感じました
読み聞かせが終わると、今度は他の事業所の子ども達が行っていたカードゲームに参加したり、ボッチャに参加したりして交流を楽しんでいました
今回の避難所を想定しての避難訓練は、スタッフにとっても、子ども達にとっても初の試みでしたが、いつもと違う場所でも子どもたちが安全に、不安が少なく過ごせるように療育していく必要性を考えさせられました。また、子ども達も異なる年齢の子と一緒に過ごすことで、相手に合わせた話し方や接し方を知る機会にしていきたいと思います。
近年、日本では、地震や台風、大雨にによる土砂災害などが各地緒で発生しています。
最近も、短時間で平年の1か月の雨量を超えるような大雨により、河川の氾濫や土砂災害が発生し、連日のニュース報道を見ては心苦しく感じています。札幌は幸いなことに大きな災害が少ない土地ではありますが、数年前のブラックアウトなど他人事ではありません。スタッフはもちろん、子ども達にも日頃から災害に対する意識づけが必要と考えています。
最後に、今回の豪雨により被災された皆様方には心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く復興が進みます事をお祈りいたします