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みっけフレンドブログ

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ご入学・ご進級おめでとうございます!

2024-04-19
 ご入学・ご進級おめでとうございます新年度のスタート、”どきどき””わくわく”の毎日に、親子で心身ともに”お疲れモード”の日も多いのではないでしょうか時に肩の力を抜いてリフレッシュしながら、さわやかな笑顔で過ごされるよう願っています

 さて、みっけフレンドでは新しいお友達を迎え、賑やかな毎日を過ごしています初めは緊張した表情が多かったのですが、年上のお友達からわからない事を教えてもらったり、子ども同士でのやり取りが見られるようになりました。ですが、まだまだ大きな環境変化にはまだ慣れず、落ち着かないこともあるかと思います特に、ASD/ADHDの要素があると、日常の中で困りごとが起きやすいです

 ASD的な要素ではコミュニケーションが苦手だったり、感覚過敏があってうるさいところが苦手だったり、マルチタスクが苦手だったりします。ADHD的な要素で、落ち着きがない、衝動的に人に変なことを言ってしまう、といったことでトラブルが起きます

 トラブルが起きると、怒ってしまう人がいます自分が悪いと思うよりは「相手が悪いのだ」と思います。なぜ怒りっぽいかと言うと、何かの出来事があったときに、過去の記憶を思い出しながら人はいろいろなことを判断するからです記憶の中では、嫌なことがあると喧嘩をするものなんだ、怒るものなのだという刷り込み、学習があることもあります。やられたのでやり返さなければいけない、それを取り込んでしまったパターンで、相手に対して怒りを持って対応しないと自分がやられてしまうのではないかと考えてしまうことがあります実際、自分のことを悪いと思うのは結構難しいです。人間の原始的な要素としては、怒るとか人のせいにするというのが基本です。ですから、怒るというのは変なことではなく普通なのです

 ではどうしていくのが良いかと言うと、合理的配慮SSTで苦手なことを減らしてあげたり、本人が困らないような環境を作ってあげる、といったことが大事です

 ポイントは「コーチング」「アンガーマネジメント」です

 療育なので、コーチング的なもの、常識を補うようなこと、人はこういう時にこんなことを思うんだよ、相手はこういうことを思ったんだよ、あの時あなたはもしかしたら怒っていたのではなく悲しんでいたのかもしれないねなど、「人間はこういう時にこういうことを思うものだ」という感情の教育も重要です

 また、怒りを感じたときにどうすれば良いのか、深呼吸をする、マインドフルネスのようなことをする、そのようなアンガーマネジメントのスキルを身に付けてもらうのも良いのではないかと思います

 いろいろなことをやらなければいけないので難しいですが、ここだけをやれば治るというものではないので、全体的な視点を持って療育していくことを心掛けて、私たちスタッフも関わっていきたいと思います。新年度もどうぞよろしくお願い致します。
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