みっけフレンドブログ
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☆避難訓練と異学年交流について☆
2024-09-26
子どもたちに、日焼けと楽しい夏の思い出を残して、長い休みも終わりましたひと回りたくましくなった子どもたちに、具体的な目標を持たせながら、この2学期の生活、活動を充実させていきたいと思います
日頃から災害を防ぐ心構えと準備のために、9月16日に避難訓練を行いました放課後等デイサービスのガイドラインでは、非常災害対策として、
○非常災害に備えて、消火設備等の必要な設備、非常災害に関する具体的計画の作成や周知、定期的な避難訓練(地震や火事、風水害など非常災害の内容を明確にした 上で、それぞれの災害に対する訓練を行うことが重要)、事業継続計画(BCP)の策定が必要である。 〇障害のあるこどもについては、個別避難計画の作成が市町村の努力義務とされており、その作成に当たっては、こどもの状況等をよく把握する福祉専門職等の関係者 の参画が極めて重要であるとされていることから、保護者のほか、相談支援事業所や主治医の参画が想定されるため、当該相談支援事業所等との間で、災害発生時の対 応について綿密に意思疎通を図っておくことが重要である。 |
と、記されています。そのため、今回は、災害等によりみっけフレンドが使用できなくなった場合の想定ですその場合は、みっけフレンドの向かいにある豊平区民センターで活動を行います今回は豊平区民センターで、みっけ・みっけキッズ・みっけクラブ・みっけフレンドの計4事業所が、集まりましたみっけフレンドから豊平区民センターへ向かっている途中では、スタッフを追い越さない事や、一列になって行く等、しかっりと約束を守って行動することが出来ています。「気を付けてね」「手を挙げて渡ろう」等、自発的な声掛けが子どもたちからも聞こえてきますまた、スタッフが今日は何のための避難訓練なのかを説明している時は、真剣に集中してお話を聞いています
4事業所が集まったこともあり、その後は、みっけ・みっけキッズ・みっけクラブの仲間と、おやつを食べたり、ボードゲームやカードゲーム等で、異学年交流をしましたいつもと違う仲間に、最初は緊張もありましたが、「いれて」「いいよ」等の優しい声掛けや、楽しそうな笑い声が聞こえてきました
また、放課後等デイサービスの提供すべき支援の具体的内容(低学年)では、次のように記されています。
○こどもは学校生活の中で、読み書きや計算の基本的技能を習得し、日常生活に必要な概念を学習し、係や当番等の社会的役割を担う中で、自らの成長を自覚していく。一方で、同時にまだ解決できない課題にも直面し、他者と自己とを比較し、葛藤も経験する。 ○遊び自体の楽しさの一致によって群れ集う集団構成が変化し、そこから仲間関係や友達関係に発展することがある。ただし、遊びへの参 加がその時の気分に大きく影響されるなど、幼児的な発達の特徴も残している。 ○ものや人に対する興味が広がり、遊びの種類も多様になっていき、好奇心や興味が先に立って行動することが多い。 ○大人に見守られることで、努力し、課題を達成し、自信を深めていくことができる。その後の時期と比べると、大人の評価に依存した時期である。 |
その中でも、今回のいつもと違う異学年交流では、遊びを通して集団構成が変化し、仲間関係や友達関係に発展した様子が見られましたまた、帰宅後には、お母さんやお父さんに「みっけフレンドが地震とかで使えなくなった時は、近くの区民センターに行くんだよ!いつもから備えないと!」等、フィードバックする姿が保護者の方から耳にしましたこのように社会的な役割を担う中で、成長を自覚する場面が見られました